理系のコミュニケーションについて

理系が面接を受ける際に、抑えるポイントを紹介します。

一般に理系にはコミュニケーション能力がないと言われています。だから、「理系は(文系に比べて)面接は苦手だろう」という”常識”がまかり通ってしまっているようです。

 でも、それって本当でしょうか?  

コミュニケーション能力がない人なんて、そもそもいないのではないか?と私は思っています。

だって、どんなにコミュ力が無さそうな人でも、例えばその人が鉄道マニアだったら、電車のことになるとめちゃくちゃ喋るようになりますよね?  

よーするに、自分にあまり興味のないことでも、上手に伝えるメソッドさえ手に入れることができれば、コミュニケーションをとることは可能です。

じゃあ、面接も余裕と言えませんか。

まぁ、ユニバーサルなコミュニケーションとしては、そうは簡単に行かないわけですが、でも、面接に関してはヤマを張ることができると思うんですよね。  

だいたいはこんな話をしておけばOKっていうのってあると思うんです。

それでは押さえるべき5つのポイントの紹介です。

1. 面接はスーツで青以外のネクタイを着用しよう

まず、大前提として書いておきます。書かないと書いてないからいいじゃん何て言いそうなルールハッカーを一人知っているので。

面接はスーツで行こう。どんなにカジュアルだと言われてもスーツ着。

で、あなたがコミュニケーションが怖いっと思ってるなら青以外をオススメします。

なぜなら、あなたは履歴書、職務経歴上から十分にお堅いイメージです。

暖色系とはいかなくても、紫とか、青は青でもポップな青の方が印象は良いでしょう。(理系女子は、、知らん。ごめん。でも色使いだけは参考にしてみて)

あと、冬はコートは脱いでオフィスに入りましょう。鞄も同様に肩掛けせずに手に持ちます。

特に、理系以外の人があなたを面接をする場合(こういう場合のが多いです)、何を最も心配しているかというと「俺がわからないことをこの人はきっと何か理解しているんだろうから、ふつーにコミュニケーション取れないと、会社で勝手なことされちゃうよなぁ」ということです。

なので、以下もこれに準拠したポイントになります。

理系の人には、専門さえ近ければ、てきとーに喋っても(あなたにちゃんと実力があれば)OKのはずですが、問題はそうじゃない人の場合ですよね?理系にとって、面接とは「一般の人が自分に感じている不安を上手に取り除いてあげる」という行為になります。

2. 面接の最初と最後は立って挨拶をし「本日はお忙しいところ、ありがとうございます」と言う

人間の記憶は、最初と最後の印象がものすごく強いです。

ちゃんと挨拶することができれば、それだけで「あ、この人はちゃんと社会人だ!」という認識になります。その後が多少失敗しても、最初と最後さえ常識的であれば、かなり点数を稼げるはずです。  

なので必ず面接の最初と最後は立って挨拶をし「本日はお忙しいところ、ありがとうございます」と言いましょう。

3. 失敗談を話し、それを反省したことを伝え、「今はこうしています」というストーリーを作る

あなたの面接官になるであろう人は、反省と成長が大好きです。

特に面接をするのが40代以降のおっさんだったら、意味も考えず若者の「成長」とやらにやたらに期待してます(ほんと、意味不明)。  

なので、何か自分のこれまでの体験や性質から失敗したことを話して、それを反省していることを伝え、だから今はこうしてるんです、みたいに話すと、馬鹿みたいに(“みたいに”要らないか?)喜んでくれます。  

例えば私だったら、「大学院時代、ゼミやセミナーで誰かが発表していると、めっちゃキツく”問題点を指摘して、改善策を述べていた”りしてたんですよ。でも、そうすると、意味もなくぶつかることが多くて。なので、一時期ものすごく反省して、最近ではそう思ったら、直接は伝えず自分から率先して手伝うようにしています」とか言っていました。

この話すると、面接官のウケが非常に良く、面接官からの質問も出るので言葉のやり取りが途切れることもありません。。

このように失敗から反省して成長している姿を魅せることで、「一皮剥けてる」と思わせることがポイントです。内容はなんでも構いません。彼らは「成長」っていうのを、一つ覚えしています。  

4. 率先して趣味やプライベートの話などもする

理系であるあなたの理系としての能力を疑う人は、本当に稀です。

私が面接官だった場合、まずはすぐに簡単な積分でもしてもらいますが笑、そういう人は非常に少ない。

特に難関大学出身(早慶以上、国公立かな)である場合、あなたの研究遂行能力や「ちゃんと理系としてやってきたのか?」などを疑う人は、本当に稀でしょう。  

それよりも、普通かどうか、ということのほうが遥かに見られます。

なので、むこうがプライベートなことを話し始めたら、率先して趣味の話もしましょう。私も、「けっこう料理好きでー」と言ったら、それだけで「えー、意外!けっこう普通なんですね!」と言われたことがあります。非常に失礼だなっと思いましたが、そういうくだらないことを欲しているのです。

お堅い経歴の話や腹の探り合いの合間に日常会話を挟めばコミュニケーションが取れるという点も理解してもらえます。

5. 面接終了後には「本日はありがとうございました」とメールする

これがとても大事なんですが、実施してる人はほとんどいません。

エージェント通していたら、エージェントにこう伝えてください、とメールしましょう。  

「終わり良ければ全て良し!」はマジです。これをやられて、嫌な気分になる人はいません。  

「本日はありがとうございました。もし私が採用されましたら、一生懸命に仕事し、貴社に貢献できるように頑張る所存ですので、何卒よろしくお願いします。繰り返しになりますが、本日は、私のために時間をとってくださりありがとうございました」(何か面接時のエピソードを加えるとなお良い)  もうこれコピペでかまいません。

面接終わったら、帰り道歩きながら、さっさとこれをスマホからメールしろ。それだけで、合否がだいぶ違うから!

っというわけで、5つほど挙げてみましたが、どうでしょうか??  

どれも、「私って、ふつーですよ。理系だけど、ふつーなんです」ってことを伝えるだけです。そして、成長したい感を出す。  

これさえできれば、面接なんて、余裕だ。現場からは以上です。

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